概要
2022年 ドキュメンタリー 69分56秒
メーカー | マンゴーメディア |
配給会社 | (株)シネマダル (詳細 ホームページ) |
オンライン配給会社 | (株)シネマダル |
監督 | シンナリ |
出演 | 茶谷十六 河正雄 |
この話は日本北部秋田地方の徴用(朝鮮人強制動員)を記憶するために40年を超える歳月を孤軍奮闘してきた二人の話だ。
戦後日本の経済成長と卓越した能力で実業家として成功した在日同胞河正雄。
日本北部秋田地方で共同体文化村を作り上げた日本非主流歴史学者茶谷十六。
田沢湖に建立された姫観音像の秘密を解き、朝鮮人強制徴用犠牲者を追慕するための彼らの努力は80歳を超える今も続いている。
レビュー
無縁者の墓に供物を捧げ、参拝する人々の心は何だろうか。長年40年余りの時間、彼らの墓を掃き、彼らの名前を呼び、彼らの死を哀悼する理由は何だろうか。日本の歴史学者茶谷十六と在日韓国人の河正雄は、日本の秋田地方に動員された朝鮮人強制労働者を記憶し、犠牲になった被害者の死を知らせるために努力する。それは日本帝国主義戦争の歴史が現在まで持続しているからだ。実理を考えて悔しくも犠牲になった彼らの死は現在とは無関係ではない。日帝強占期強制動員被害者が日本戦犯企業を相手に韓国裁判所に提起した訴訟で敗訴したのは2021年だ。戦争犯罪自体を否定する日本政府はもちろん、韓国政府までも被害者を諦めていない実情だ。過去と現在の被害者は哀悼する人々を介してつながり、慰められる。怒り、知らせ、哀悼の一連の過程は、最終的に私たちに過去を直視させ、私たちを正しい未来に導く。彼らの努力は、過去と現在を見極める過程であり、私たちが生きるべき未来の道を築いていく過程である。
*観客記者団[インディーズ]_イム・ダヨン
映画祭上映と受賞作品
第14回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭(2022)
第22回全北独立映画祭(2022)
監督作品キャリア
- 骨(2022)
- ママのウォーキング(2022)
- 燃える肖像(2020)
- 月とフォーク(2020)
- 赤い曲(2020)
- 錆(2018)
- 天国長医師 そして春(2017)
- 天国の長医師(2016)
- その場(2015)
スタッフ
監督 | シンナリ |
撮影 | キム・ヨンジョ |
作曲 | キム・ヒョンビン |
製作 | キム・ドンベク |
音 | イム・ギョンロック |